お客さんに恥をかかせないということ

飲食店 接客マナーでたまに感じることがあるのは、お客の面目をつぶしてしまう店員さんの態度を何とかしてほしいということです。なにも、常にペコペコしてほしいという意味ではありません。

例えば、人気のうどん屋でちょっと遅めのランチを取ろうとしていそいそ店に入ると、迷惑そうに「今日は麺、終わりましたけど」と言われたら、こちらも人間だから傷ついてしまうのです。

人気店なら品切れも仕方がないし、それくらいの店だからこそ、こちらも食べに行きたい。出遅れてしまったので、品切れであることに不満があるわけではありません。

その店への期待値が高いほど、疲れて空腹でおいしいものをたっぷり食べたいという気持ちが強いほど、きつい言い方をされると、目の前でドアをぴしゃりと閉められたような気分になってしまいます。その上さらに水をぶっかけられたような気分になるほどキツイいい方のこともあります。

戦争状態のランチ時を乗り切った後、お店の人も、「終わった・・・!」という気持ちになるのかもしれません。

しかし、少しだけ優しい言い方をしてもらいたいのです。食べたい!という期待を果たせなかった上に、これから別の店を探さなければなりません。空腹をかかえたままです。その気持ちを少しだけ組んでほしいのです。いわば、こちらの片思いで終わった恋のようなものです。傷口をあえて大きくしないでほしいというお願いです。塩を刷り込まないでほしい。優しくそっと、お店から外へ誘導してやってください。

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