ダビングサービスの利用について

近頃は、いろいろなところにダビングサービス承りますといった看板や表記を見る機会が増えました。たとえば、写真屋さんの新たな分野の仕事として、地元の家電販売店のサブの仕事、さらにはダビングサービス専門店なども現れてきているほどです。

では、一体どういった消費者にこのニーズはあるのでしょうか。一番分かりやすいところでいえば、VHSやベータでの記録をどう後世に残していくか、記憶にとどめるかというところが大きなポイントになるのではないでしょうか。いかにプロに撮影してもらった素敵な結婚式や、宴会の映像も再生する機器が規格として廃れていく時代とあっては全く使い物になりません。実際のところ、VHSやベータの製品の製造は日本ではすでに行われなくなっているという事実もあります。

これは消費者にとっても同じことで再生機としては保有しておこうと考えていた機器も老朽化が進めば、そのうち使えなくなってしまうことはやむを得ません。

だからこそ、すばらしい記憶をとどめておくためにDVDやBDにメディア変換して保存するいわゆるダビングサービスが需要が高くなってくるわけです。

実際には、膨大な過去の記録をこうしたダビングサービスにすべてお任せするのかどうかは予算との兼ね合いになってきます。

しかし、日本の消費者は面白いもので、記憶や思い出に関する消費、ようするにモノではなくコトに対する消費に関しては非常に前向きに捉えることになりがちです。だからこそ、こうしたダビングサービスの需要が増えて、展開するところも増えてくるわけです。もちろん、当時の画質や音声、クオリティが高画質やハイレゾになるわけではありません。しかしながら、デジタルの世界に保存することが出来れば、長い期間保有する音が出来る、さらには保存に関しても省スペースで済むようになりますのでメリットは非常に大きいとなります。

ダビングサービスは言い換えれば、日本人にとっては、思い出をいかに引き継いでいくかという要素が強いです。ダビングするコンテンツ量によっては時間がかかる場合もありますが、技術的にはもちろん確立されたものなので安心してどこにでも依頼することも可能です。

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