福祉の相談職に就いて

私は2年前に肺がんによる肺炎で母親を亡くしました。

その時には、母親に付いていたヘルパーさんや看護師さんたちが口々に「もう、あの子は引きこもりになるのではないかしら?」と言っていたそうです。

私も今までの介護が急になくなった虚無感と母親を亡くした喪失感でそうなりかけていました。

私は精神疾患を患っているのですが、ちょうどその時、いつもお世話になっている区役所の人から「なんでも話せる会をつくったからおいで。」と言われ、「どうせ暇だし。」と思い、その会に参加してみました。

その会では他言無用な代わりにプライベートのことを含めてなんでも言ってよろしい。ということで辛抱が足りなくなった私はいままでの母親のこと、人生の苦しみ、思い出などをぶちまけました。

そうこうしている内にその会に行くことが楽しくなり、1ヶ月に1度のその会が楽しみになりました。

ちょうどそれから1年経ったある日その区役所の人から「同じような病気の人を励ます職に就いてみない。」と言われ、私は「経験もないから・・・」と言ったのですが、勝手に話を進めピア・サポーターと精神障害者の相談員をやることになりました。

最初は「無理だな。」と思っていたのですが、区役所の人が「今までの経験を話せばいい。」と言われ、やってみると何とかできるようになりました。

職にも就いており両立は難しいのですが、その区役所の人の恩返しのため、自分も人と話すことのハートとスキルを身につけるため頑張っていきたいと思います。

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